「南九州緑茶研究会」出荷茶品評会が開催されました
本日、当社にて南九州緑茶研究会による本年度出荷茶品評会が開催されました。
*南九州緑茶研究会は、当社と生産者様で構成しております研究会です。
昭和40年代から品質を上げるための勉強会や視察を行うなどして
技術的な向上や情報の共有に取り組んできました。
本品評会は毎年、研究会会員生産者様から出品されたお茶を、
外部講師の方に審査、講評をいただくことで、
より良いお茶を生産することを目的として開催いたしております。
本年度は普通煎茶16点、深蒸し茶9点が出品され、
南九州市知覧にある鹿児島県農政部農業開発総合センター茶業部より
講師をお迎えし開催されました。
普通煎茶の部1位はたけ茶園の嶽義秀さん、2位、3位はいずれも川野茶業さん
深蒸し煎茶の部は1位たけ茶園の嶽義昭さん(深蒸し茶は1位のみ表彰)
という結果となりました。
講師の方より、次のようなアドバイスをいただきました。
昨年は3月下旬から4月にかけて気温の上昇が大きく、
急激に芽伸びが進みすぎて内質の伴わない茶も多く見受けられたが、
本年は安定した生育で内質の良い茶が多かった。
12月頃の秋整枝後や1、2月に寒が入ることで目つぶれをおこす茶園も見られますので、
特に早場地域では萌芽期だけでなく前述のような時も、
防霜ファンなど対策することでより良い品質の茶の生産に努めていただきたい。
南九州緑茶研究会では、今後も先進の栽培法や安全な製茶工程などお茶に対して常に研鑽を重ねてまいります。
本品評会および南九州緑茶研究会に関するお問い合わせは弊社までお願いいたします。